一生語り合える、家づくりを

建築実例

１年じゅう太陽や風が心地よいパッシブハウス

心地よい光と木のぬくもりに包まれたKさん邸。以前は近くの賃貸住宅に住まれていたが、新居に来てから暮らしがガラリと変わったそう。「子どもは遊び場が増えたのですごく楽しそうです。夏はウッドデッキにプールを出したり、天気のいい日は庭の芝生でごろごろしたり。今は収納スペースの小屋裏もそのうち秘密基地になるでしょう（笑）。２階の子ども部屋でも自主的に遊ぶようになって、家じゅう走りまわったり、たくましく階段を上り下りしています」と夫人。また子育て中ということもあり、家事ラクにも強いこだわりが。とくに洗濯動線は夫人がプロデュースしたもので、真似したいアイデアが満載だ。「洗濯物はできるだけ外に干したい派。いつもふかふかの布団で眠れるように、バルコニーを広く作ってもらいました。取り込んだ洗濯物をその場で畳めるランドリールームもとにかく便利。作業カウンターはわたしのサイズに合わせて作ってもらいました。スペースにゆとりがあるので、雨の日や花粉が気になるシーズンは、ここで室内干しという手もあります」と満足そう。小さなお子さんが２人。毎日たくさんの洗濯物と格闘されているにもかかわらず、「家事の中でいちばん洗濯が好きですね」と笑顔で言う夫人。ストレスのない家事ラク生活を満喫されているようだ。
家族構成 夫婦＋子ども2人
所在地 東京都三鷹市
本体価格 2500万円
敷地面積 191.21m2（57.8坪）
延床面積 108.81m2（32.9坪）
竣工年月 2021年3月

担当
水澤 恭輔

その他の建築事例
ナチュラル＆モダン
室内と雰囲気を変えた、シックな外観デザイン。ベビーカーを使う際に便利なスロープや、目隠し兼デザインのルーバーなど、外構部分も水澤さんが手がけた
中でも外でもごろごろしよう
大開口からたっぷりの光が取り込まれるLDK。サッシの向こうはウッドデッキにつながっていて、プール遊びやBBQを楽しむことができる。芝生を敷いた庭ではお子さんが気持ちよく寛いでいるそう
キッチンにニオイを溜めない
夫人が選んだインテリアや雑貨が映えるダイニングキッチン。木のぬくもりが活きるナチュラルな空間に、扉やアイアン手すりの黒がアクセントになっている。キッチンの窓は２/３枚が開閉可能。通風に配慮して水澤さんが提案したものだ
絵になる「ひな壇階段」
夫人がこだわったひな壇階段は、お子さんが上り下りを楽しんでいるそう。階段下はリビング収納にして、細々した子ども用品をしまったり、友人が来た際の荷物置き場、ロボット掃除機の基地としても活躍
インテリアに溶け込むキッチン
回遊できるアイランドタイプで、洗浄力抜群のミーレの食洗機を備えるなど、子育て夫婦にやさしい家事ラクキッチン。圧迫感のある背面棚はあえて排除し、造作の飾り棚を設置。その分奥のスペースを天井まで使って、大容量のパントリーに
ナラカシの無垢＆床暖房でぬくぬく
床はナラカシの無垢フローリング。テレビは吊り式にして、さらに床が空いた壁面収納に。ロボット掃除機が通ることができるので、約24畳の広いLDKでも、すみずみまでキレイを保つことができる
母のアドバイスは偉大
お母さまから「あれば絶対便利だから」と勧められて、夫人が採用したランドリールーム（ご実家ではふだん使っていない客間に洗濯物を干していたそう）。基本はそのまま出られるバルコニーに外干しだが、場合によってはここで室内干しもできる。ガラス扉を通じてホールに光を届けるのは水澤さんのアイデア
デキる、脇役スペース
LDKのわきに設けたコンパクトなワークスペース。ちょっとした作業をしたり、Kさんがテレワークをする際にも活躍している
収納上手は、動線上手
家族の衣類を一か所にまとめられる、大型のファミリークローゼット。２階ホールと寝室の両方からアクセスできるウォークスルータイプだ
コート類は玄関にしまうルール
使いやすいL字型の玄関。２つ並んだアーチの奥は、ハンガーウォールを備えた大型のシューズインクロークになっている
隙間なく収納に使う
グレーのクロスが可愛い洗面室。造作棚は収納ボックスのサイズに合わせて作り、スペースを無駄なく活用した
細かいパーツもこだわり尽くす
クロスにこだわったトイレ。陰影が美しい照明は、夫人のオーダーを受けて同社が取り入れたもの
スイッチの家
スイッチ類は一つのニッチにまとめた。ひと手間かけた可愛い家型に

その他の建築実例