建築実例

みんなが集まるキッチンの家

お子さんの小学校入学を前に、住み慣れたマンションからの住み替えを決意したIさん家族。

当初は新居に強いこだわりはなかったが、絶対に譲れないものがあった。

それは、デザイン性と機能性を両立するグラフテクトのキッチンである。

 

休日には友人を招き、得意の料理でもてなすのが好きなIさん。

オープンなアイランド型は、ゲストとの会話を楽しみながら作業できるのがお気に入り。

深みのあるグレーが印象的なこのキッチンは、

物が多少あっても雑多に見えず、友人たちの評価も上々だとか。

 

一方、夫人がこだわったのは、リビングの一角にあるお子さん専用の書斎。

「個室にこもらず、リビング学習をしてほしい」という想いを形にした。

集中できても、決して孤独にはならない、そんな絶妙な距離感が、

お子さんの一人遊びや片付けの習慣を育み、めきめき上達しているという。

 

実は当初、「戸建てはセキュリティ面が心配で…」と、少しだけ躊躇していたという夫人。

しかし、人が侵入しにくい窓や人感センサーなどの設備で、その不安はすぐに解消された。

「集合住宅の時は、いつも子どもの足音に気を遣っていました。

今はそのストレスから解放され、のびのびと遊ばせてあげられるのが本当に嬉しいです。

プライバシーがしっかり守られる安心感も含め、戸建てのメリットを実感する毎日ですね」と、

夫人は満面の笑みだ。

 

家族の”今”の暮らしに、優しく、そして力強くフィットする住まいが完成した。

家族構成 夫婦+子ども2人
所在地 東京都杉並区
本体価格 2385万円
敷地面積 88.89㎡(26.8坪)
延床面積 87.48㎡(26.4坪)
竣工年月 2023年9月

担当
三浦 さつき

プロのひとさじ
白系の床にスタイリッシュなグラフテクトのキッチン。そんなIさんの好みを完璧に理解した建築士の三浦さんは、キッチンの天井を一段下げる「折下げ天井」と、空間を引き締める黒い巾木を提案。「私の好きと、プロの提案。その足し算が最高です」とIさん
防犯もデザインのうち
シンプルモダンな黒い外観。セキュリティーに配慮して、人の侵入が困難な細長い窓を採用したり、目隠しとなる門柱を設けている
あったかいは、つくれる
考え抜かれた採光計画のおかげで、昼間は照明いらずの明るさを実現。これだけ大胆な吹き抜けがあっても、断熱性が高いので冬はエアコンなしで過ごせてしまうというから驚きだ。太陽の光を味方につけた、賢いリビング
グレー&グレージュの二重奏
グラフテクトのキッチンは、作業台を濃いグレー、カップボードを人気のグレージュでコーディネート。ありきたりじゃない、オリジナルな雰囲気が素敵だ。天井のライティングレールには、「いつか出会う、お気に入りの照明」のための場所が。未来の楽しみが待っている
食事とくつろぎ、メリハリ空間
LDKは、あえて一直線にしないプランニング。三浦さんと何度も練り、「狭く感じるかも?」という不安を乗り越えてこの形に。Iさんは「食事と寛ぎの空間が分かれて、かえってメリハリがついて良かった」と大満足。プロとの二人三脚で、大正解を引き当てた
家族とつながりながら、プチおこもり
リビングの一角に設けた、お子さん専用の書斎。「自分の部屋にこもらず、リビングで学んでほしい」という夫人の願いを形にした。今は工作やお絵かきに夢中の場所が、やがて宿題の場所に。姉妹で並んで使う未来も、もうすぐそこ
玄関すっきりの新動線
玄関を入るとウォークスルーのシューズインクローゼットが。靴はもちろん、上着やコートもここに掛ければ、リビングはいつもすっきり。家族みんなが自然と片付け上手になる魔法の動線だ
朝の渋滞、起こりません
まるでホテルのような、ラグジュアリーな佇まいの洗面室。広さはゆったり3畳あり、家族が並んで身支度できるのが嬉しい。朝の「洗面所使わせて!」という戦いが、この家には存在しない
探さないクローゼット
あえて扉を付けなかったオープンクローゼット。どこに何があるか一目瞭然で、服を探す時間がなくなったそう。扉のコストも節約できて、一石二鳥。奥のブルーの壁紙が、最高の遊び心だ
小さな美術館
トイレの壁には、本物のタイルのような質感のクロスを。小さな空間だからこそ、思い切ったデザインが映える。造作の飾り棚には、季節ごとにお気に入りの雑貨を。ここは家族だけの小さなギャラリー空間
玄関すっきり、おもてなし
玄関には、来客用のスリッパをすっきりと収納できる、専用のニッチを造作。扉を閉めれば壁のようにフラットになり、空間を圧迫しないのが嬉しい。ゲストをスマートにお迎えするための、小さくて大きな工夫だ

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