室内に入ると、真っ先に目に飛び込んでくるダイナミックな吹き抜け。
その圧倒的なスケールに、遊びに来たお子さんの友達は
「キリンが2頭ぐらい入りそう!」と大はしゃぎだ。
遊び盛りのお子さんが2人いるにもかかわらず、メインルームのLDKはいつもすっきり。
細々としたものは見当たらず、生活感のない心地よい空間である。
夫婦が掃除上手であることはもちろんだが、
散らかりづらく掃除がしやすいプランも美しさを支える理由。
なかでも収納の貢献は大きい。
「以前の家は、夫の服や靴が溢れていて…」と話す夫人。
その経験から、新居は居住スペースを少しだけ削ってでも収納の確保を最優先に。
特に重宝しているのが、LDKに隣接するファミリークローゼット。
家族全員の衣類から、お子さんのランドセルや習い事の道具まですべてをここに集約。
「もはや生活の中心です」と夫人が語る通り、
家族が頻繁に出入りする、まさに“家の心臓部”だ。
他にも、夫の膨大な靴をしまうシューズインクローゼットや、
掃除道具をしまうリビング収納など、適材適所の収納が暮らしを支える。
家が広くなった分、掃除の範囲は広がったが、
床に物が散らからないので掃除機をかけるのもスムーズ。
日々のモチベーションも上がったようで、足元の巾木さえも美しく保たれている。
主役は階段と大きな時計
LDKの真ん中に設けたリビング階段は、シンボル的な存在。柱に大きな時計を取り付けるアイデアは、動画サイトのルームツアーでヒントを得たものだ。友人たちにも好評の遊び心あふれるアクセント
悩んだ時間も宝物
「黒かネイビーか、素材はどうするか」。Tさんが細部にまで、とことんこだわり抜いた外観デザイン。何度も悩んだ甲斐があり、木のルーバーや玄関ドアが映える、唯一無二のスタイリッシュな佇まいが完成した
痒いところに手が届く、“とりあえず”の置き場
南向きの窓から光が差し込む、広々としたLDK。その一角にある階段下を、リビング収納として有効活用。掃除機や自転車の充電器など、リビングで使うこまごまとした物をしまうのに重宝している。「とりあえずここに」と置ける便利な収納が、LDKをいつもすっきりと保つ秘訣だ
一番使う人が、一番使いやすいように
ワイドでフルフラットなキッチンカウンターは、デザイン性の高さだけでなく、掃除のしやすさも魅力。料理を担当する夫人が、最も使いやすい高さになるようミリ単位で調整した
グレーをテーマカラーに
建築士の中山さんが提案したグラフテクトのキッチン。マットで質感豊かなグレーの扉が、落ち着いた上質な空間を演出する。色調を合わせたタイルフロアとの相性も抜群
暮らしのハブ
洗面室とリビングをつなぐ、回遊動線上のファミリークローゼット。お子さんのランドセルや習い事のバッグ、サッカーのユニフォームまで、毎日使うものをまとめて収納。夫人は「忘れ物を取りに、フロアを行ったり来たりしなくてよいのでラク」と便利さを絶賛
見せるアーチ、隠す収納
キッチン横には、アーチの垂れ壁が愛らしいパントリーを。向かい合う両面に棚を設けたことで、見た目以上の収納力を確保した。棚はすべて、しまう物の高さに合わせて自由に位置を変えられる可動式。収納ボックスがシンデレラフィットする様子は、見ていて実に気持ちがいい
暮らしやすさをデザイン
コンクリート調のクロスは、Tさんが自ら選んだこだわりのデザイン。大量の靴をしまう棚や、濡れたレインコートを掛けておけるバーなど、使い勝手をとことん追求した。玄関と室内の両方からアクセスできる動線も、暮らしやすさのポイント
おうちで、そとあそび
リビングから続く広々としたウッドデッキと庭は、ご近所の子どもたちも集まってくる人気の遊び場。夏にはビニールプールを広げて水遊びをしたり、これからはBBQを楽しんだりと、家族の夢が広がる。「おうち時間」を満喫するための、もうひとつのリビングだ
トイレにも、”好き”を詰め込んで
ネイビーのモダンなアクセントクロスが、空間をぐっと引き締めるトイレ。落ち着いた色味のヘリンボーンの床とも素敵に調和している
秘密の相談はこの部屋で
子ども部屋は5.3畳。今は兄弟が仲良く遊ぶためのプレイルームとして活躍している。爽やかなブルーのアクセントクロスが、2人の元気なイメージにぴったり