建築士紹介

家は、建築士の「作品」ではない。

中山 毅

二級建築士 

誤解されるかもしれませんが、「こんな家にしたい」というこだわりは、僕自身まったくないんです。お客さまの要望をいかにカタチにできるか、それがすべてです。そのためにはお客さまの目線になって、ひとつの声も漏らさないこと。あこがれも不安も打ち明けてくださったお客さまの想いを、しっかり受け止めていくことだと思っています。正直話すのはあまり得意な方ではありませんが、そのぶん聞くのは得意でして(笑)。  実家は工務店でしたが、小さい頃は建築に興味なくて。大学でもプログラミングを専攻してたくらいです。ただ一人暮らしをきっかけにインテリアに興味を持ち、どうせなら家の外側もかっこよくしたいと、大学を辞めて親と同じ建築の道に進むことにしたんです。 

ふだんから買い物ひとつでも悩んでしまう方で、いろいろ比較して「絶対これがいい」と確信がないと動けないタイプ。プランを作っているときも、あーでもないこーでもないと、ひとり没頭して、気がつけば12時間経ってた…なんてこともあります。とくにタインデザインのお客さまがよくおっしゃる「かっこよくて遊びのある家」をカタチにするのは、かなりの難問(笑)。けれどもすべての要望がパズルのようにはまる瞬間は、何とも言えない楽しさがあります。

2007年 大学在学中にインテリア・家具に興味を持ち、青山製図専門学校建築インテリアデザイン科にてデザインの基礎を学ぶ 。2010年 設計事務所にて個人住宅や集合住宅、公共建築等の幅広い設計経験を積む。特に公共建築の設計を数多く手掛ける。2015年 住宅の設計に携わりたいとの思いから誠賀建設(株)に入社、幅広い設計経験を評価されTAINN DESIGNへ配属。 

建築実例