建築実例

遊び心溢れる、3階建ての家

遊び心溢れる、3階建ての家

「木をふんだんに使った、遊び心のある家」を希望していたOさんご夫妻。約20坪という土地にどんな家が建てられるかと、建売住宅や展示場を訪れてサイズ感を確かめながら、家づくりの勉強をしたという。「土地を購入した不動産会社に紹介していただいた数社に、自分で描いた間取図を持って行ったのですが、その図の横に書いておいた“気持ち”までを汲み取り、『それならこうした方がいいですよ』と、膨らませた提案をしてくれたのがTAINN DESIGNの山村さんでした」と夫人。「玄関を入った時に『狭い』と感じるのがイヤだったので、ほっとするような広さを希望しましたが、山村さんは私が描いた図より、ずっと大胆に広い玄関を提案してくれたんです」。「機能を詰め込んだだけの家ではなく、スペースが多少無駄になっても、遊び心のある家にしたい」と、階段は視線が抜けるスケルトン階段として開放的な空間に、またリビングの一部は吹き抜けにして、吹き抜け部分にはバスケット用の室内ゴールも設置した。「2階と3階のバルコニー手摺の木の部分を広げてもらったり、リビング天井をくり抜いてエアコンを埋め込んでもらったりなど、現場での変更にも柔軟に対応していただきました。こだわりにとことん向き合ってもらい、家族がのびのびと暮らせる住まいが完成しました」。

家族構成 夫婦+子ども1人
価格帯 2500~2999万円
所在地 杉並区
延床面積 89.96m2(27.21坪)
敷地面積 66.85m2(20.22坪)
竣工年月 2018年4月

担当
山村 峻

まっすぐ並べる
キッチンとダイニングテーブルは対面ではなく並列に配置。配膳もしやすく、パントリーともまっすぐに短い動線でつながるのが便利だ。「家事動線がとても整理されていて、あちこち行かずに済むのでとても時短になっています」と夫人。リビング吹き抜けで明るさもたっぷりだ
コンパクトな家事動線
床や家具などに木をたっぷリと使い、木のぬくもりに癒されるLDK。水回りは2階に集約し、コンパクトでスムーズな家事動線を実現。アーチ形の奥のパントリーは、扉のないオープン収納として、調味料などを置くラックを設置。「パントリーは色々なものが収納できるよう、大きくつくっていただきました。キッチンから手が届く場所に調味料類や食器カゴが置けるので、調味料に油が飛ぶこともなく、キッチンカウンター周りもすっきり使えて快適です」
外観にも木目を
木目×黒で、スタイリッシュな中にもぬくもりを感じる3階建てのOさん宅。1階にはインナーガレージも
抜け感を意識して
階段は壁を設けず、3階まで白いスケルトンの鉄骨階段で明るくスタイリッシュに。壁や天井も白で統一されている。リビング側から見る、こんな景色もとても絵になる
砂利を玄関に
「帰って来た時に、広い玄関に迎え入れられたい」という要望を受けた、ゆったりと広い玄関スペース。大型のシューズインクロークも設けられているので、いつもスッキリとした空間を保つことができる。階段の下は砂利敷きとして、夫妻が好きな京都のような風情も採り入れた
光を効果的に採り入れる
リビングの上に広がる吹き抜けには、バスケットゴールを設置して遊び心を演出。トップライトをはじめ、室内に効果的に光を採り入れる窓の配置にも工夫がされている。
クロスで遊ぶ
生活感が出やすい洗面室も、シャビーなクロス使いでこんなにシックな雰囲気に。たっぷりの収納スペースが設けられているので、入浴後の着替え用の普段着なども収納できる。タオル掛けのバーがある棚の上に置かれている、麻のBOXにも夫人のセンスが溢れている
不平等も楽しい
3階洋室の北側。「子ども部屋は2つに仕切ると平等な大きさにはならないんですが、南側には吹き抜けに面した窓があるし、北側は天井が斜めになっていて“屋根裏感”が楽しめるので、どちらも楽しいでしょ、という言い訳ができるつくりになっているんです(笑)」
マルチな和室
「畳がほしい」と、「夫婦で使える書斎がほしい」という希望を両立した和室の書斎。カウンターの下は足がおろせるようになっており、畳の下は段差を利用した収納スペースになっている
天井をくり抜く
「エアコンの上部が吹き抜けの上から見えるのがイヤ」という夫人の要望に応え、位置を変えて天井埋め込みに

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