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理想のキッチンを見つけよう!:種類とレイアウトを徹底解説

目次

はじめに

キッチンは料理を作るだけでなく家族の団欒の場となる空間です。

キッチンの種類にこだわることで、調理効率の向上や家事負担の軽減、さらには家族との活発なコミュニケーションが期待できます。

この記事ではキッチンの種類とレイアウトについてご紹介します。キッチンの設計にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

キッチンレイアウトの考え方

キッチンレイアウトを考える際には、以下の3つのポイントが重要です。

①リビング・ダイニングとの距離感

キッチンとリビング・ダイニングの距離感は、家族のコミュニケーションや生活の快適さに直結します。キッチンに求める要素を踏まえて考えることがおすすめです。

②作業しやすい家事動線

効率的な調理と片付けを可能にする動線設計が重要です。ワークトライアングル(冷蔵庫・シンク・コンロの位置関係)を考慮し、無駄の少ないレイアウトを目指しましょう。

③収納の多さ

十分な収納スペースがあるとキッチンの使いやすさや清潔さが向上します。調理器具や食器、食材を収納できるレイアウトを選ぶことがおすすめです。

以上の要素を踏まえて自分に合ったキッチンレイアウトを選びましょう。

次にそれぞれのキッチンの種類の特徴・メリット・デメリットをご紹介します。

 

対面キッチン(オープンキッチン)

リビングやダイニングに面して開放的に設計されたキッチンで、次のようなメリットがあります。

対面キッチン(オープンキッチン)のメリット

①家族とのコミュニケーションが取りやすい

料理をしながらリビングにいる家族と会話を楽しむことができます。また来客の際もゲストと会話しながらおもてなしができます。

②開放感がある

壁で仕切られていないため、空間に広がりを感じられます。

③子どもの様子を見守りやすい

料理をしながら、リビングで遊ぶ子どもの様子を確認できるため安心です。

対面キッチン(オープンキッチン)のデメリット

①調理中の匂いや音が広がりやすい

リビングに料理の匂いや音が伝わりやすいです。

②片付いていないキッチンが見えてしまう

に整理整頓をする必要があります。

③プライバシーが確保しにくい

料理に集中したい時でも周囲の目が気になることがあります。

対面キッチンは、以下のようなライフスタイルの方に適しています

  • 家族やゲストとのコミュニケーションを大切にしたい方

  • 料理をしながら子どもの様子を見守りたい方

  • 開放的な空間を好む方

 

壁付けキッチン(クローズキッチン)

壁に向かって設置されるキッチンで、独立した部屋を作る場合もあります。

壁付けキッチン(クローズキッチン)のメリット

①プライバシーが確保できる

料理に集中したい時やキッチンの様子を見られたくない時に適しています。

②調理中の匂いや音が広がりにくい

リビング・ダイニングに料理の匂いや音が伝わりにくいです。

③収納スペースを確保しやすい

壁面を利用して、多くの収納スペースを設置できます。

④キッチンが見えない

来客時でもキッチンの片付いていない様子を隠すことができます。

壁付けキッチン(クローズキッチン)のデメリット

①家族とのコミュニケーションが取りにくい

料理をしながら家族と会話することが難しいです。

②閉鎖的な印象を与える

空間に広がりを感じにくくなることがあります。

③子どもの様子を見守りにくい

リビングで遊ぶ子どもの様子が見えづらく、事故に気づきにくい危険性があります。

壁付けキッチンは、以下のようなライフスタイルの方に適しています

  • 料理に集中したい方

  • プライバシーを重視する方

  • 匂いや音の広がりを気にする方

  • 収納スペースを多く確保したい方

 

主なキッチンレイアウトの種類

キッチンのレイアウトには様々な種類があります。

I型キッチン

特徴:一直線に配置されたシンプルなレイアウトが特徴で、狭いスペースでも設置可能です。

メリットコンパクトで省スペースなので、動線が単純で使いやすく、コストも比較的抑えられます。

デメリット:作業スペースが限られるため、収納スペースが少なく複数人での作業が難しいです。

U型(コの字)キッチン

特徴:三方を囲むように配置されたレイアウトで、広いスペースが必要です。

メリット広い作業スペースと豊富な収納スペースを確保でき、効率的な動線を作りやすいです。

デメリット:閉鎖的な印象を与える場合があるうえ、コストが高くなりやすいです。

L型キッチン

特徴L字型に配置されたレイアウトです。

メリット十分な作業スペースと収納スペースを確保できる上に、コーナーを有効活用できます。また開放的なキッチンにすることができます。

デメリット:コーナー部分の収納が使いにくく、動線が長くなる上に設置に一定以上の広さが必要です。

アイランドキッチン

特徴:独立した作業台(アイランド)を中心に配置しており、広いスペースが必要です。

メリット開放感があり、デザイン性が高く十分な作業スペースを確保できます。

デメリット:コストが高くかかり、動線が複雑になる可能性があります。

ペニンシュラキッチン

特徴L型キッチンに突き出した作業台を加えたレイアウトで、中規模~大規模のスペースに適しています。

メリットアイランドキッチンの利点を活かしつつ、よりコンパクトです。

デメリット:動線が複雑になる可能性やデザインによっては圧迫感を感じる場合があります。

 

理想的なキッチンレイアウトの見つけ方

理想的なキッチンレイアウトを見つけるためには、以下の3つの観点が重要です。

①ライフスタイルから考える

家族構成や料理の頻度など、あなたの生活スタイルに合ったレイアウトを選びましょう。

②LDKの空間レイアウトから考える

キッチンだけでなくリビング・ダイニングとの距離感を考慮し、全体的な空間の使い方を検討しましょう。

③ワークトライアングルから考える

ワークトライアングルを考慮し、効率的な動線を確保できるレイアウトを選びましょう。

 

キッチンの実用例

こちらのお家ではアイランドキッチンを採用することで、家族が行き来しやすいデザインになりました。

また壁面にも作業スペースを設置することでこだわりの収納スペースを実現しています。

においが広がるのが気になる場合でも、珪藻土の壁や24時間換気システムを設置することで快適な住空間を確保できます。

 

まとめ

よりよいキッチンをつくるには、対面キッチンと壁付けキッチンの特徴を理解し、様々なレイアウトの特徴を把握することが大切です。

理想のキッチンレイアウトを選ぶ際は、ライフスタイル、LDKの空間レイアウト、ワークトライアングルの3つの観点から考慮しつつ、将来的な家族構成の変化や生活スタイルの変化を検討することもおすすめします。

最適なキッチンレイアウトは、心地よい暮らしをサポートします。

この記事を参考にして、あなたにぴったりのキッチンを見つけてください。

 

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