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吹き抜けの有効活用!:吹き抜けアスレチックを実例とともにご紹介

吹き抜けアスレチック

はじめに

吹き抜けとは上下の階を天井を作らずに繋いだ空間で、特にリビングや玄関に設けることが多いです。

吹き抜けを設置することで効果的に採光することができ、開放感のあるお家を作ることができます。

また吹き抜けにはさまざまな活用法があります。

その一つが、吹き抜けへのアスレチックの設置です。

そこで今回は吹き抜けへのアスレチックに関して、実例を交えながらご紹介します。

お家の吹き抜けにアスレチックの設置を検討している方や、新築のお家に吹き抜けを取り入れることを考えている方はぜひ参考にしてください。

 

吹き抜けのメリット・デメリット

まずはじめに、吹き抜けのメリットやデメリットをご紹介します。

吹き抜けの特徴を知ることで、アスレチックを設置する際もより効果的に設置できます。

メリット

①開放感

複数のフロアがつながることで広々とした開放感もたらし、視覚的に空間を広く見せる効果があります。

②自然光の取り入れ

吹き抜けを設けることで2階の窓から自然光が1階まで届きやすくなり、室内全体が明るくなります。

③デザイン性

お家のデザインに独自性を加え、オシャレな空間を演出することができます。

④風通しの良さ

吹き抜けによって空気の流れが良くなり、風通しが改善されることがあります。

⑤家族の気配を感じやすい

吹き抜けにより家族の動きや気配を感じやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなります。

 

デメリット

2階のスペースが削られる

吹き抜けを設けると2階の床面積が減少し、利用できる部屋数や収納スペースが制限されることがあります。

②エネルギー効率の低下

吹き抜け部分は空間が広がるため暖房や冷房の効率が低下し、光熱費が増加する可能性があります。

③耐震強度の問題

吹き抜けによって柱や壁が少なくなると、その分耐震強度が低下することがあります。

④掃除やメンテナンスの難しさ

高い位置にある窓や照明の掃除が難しく、メンテナンスに手間がかかることがあります。

⑤音の反響

吹き抜けによって音が反響しやすくなり、プライバシーが損なわれることがあります。

家族で生活リズムが異なる場合、特に注意が必要です。

 

吹き抜けを設計する際にはこれらのメリットとデメリットを考慮し、ライフスタイルや家族構成に合わせた慎重な検討が必要です。

 

吹き抜けのある間取りでできる工夫

吹き抜けを活用するには、以下のような観点から考慮することでよりよい生活環境につながります。

・吹き抜けの形・大きさを工夫する

住宅の間取りに合わせて吹き抜けの形・大きさを工夫することでおしゃれな屋内を演出できます。

一般的な吹き抜けの形は正方形や長方形ですが、三角形の吹き抜けを設置する場合もあります。

しかし吹き抜けを大きくし過ぎてしまうと、音やにおいが家中に広がってしまう可能性があるため、この点を考慮に入れて検討する必要があります。

・照明器具にこだわる

吹き抜けがあると日中は太陽の光が入りやすく明るくなりますが、夜や天気の悪い日は暗くなってしまうため、天井にライトを設置する必要があります。

吹き抜けは天井が高くなってしまうので、一般的なライトでは光量が足りなくなってしまいます。

そこで吹き抜けによってできた壁の広さや天井の高さを活用することで、ペンダントライトなどの照明器具を利用して必要な明るさを確保しましょう。

・窓を工夫する

窓の形や大きさにこだわることで、開放感を作ったり外観を整えたりすることができます。

しかし、窓を大きくし過ぎてしまうと太陽からの光だけではなく熱まで取り込んでしまい屋内の気温が上がってしまうため、注意が必要です。

 

吹き抜けアスレチックについて

吹き抜けは2階のスペースを削ってしまうというデメリットもありますが、そのスペースを有効活用することもできます。

その一例がアスレチックです。

吹き抜けの部分に頑丈なアスレチックネットを設置することで、アスレチック空間を屋内に作り出し、お子様の落下の危険も小さくなる上に遊び場やくつろぎの空間となります。

例えばネットを吹き抜けに設置することで、吹き抜けをハンモックのようにしてその上で寝そべったり、子供がネットの上を歩いて遊んだりできます。

他にも、吹き抜け部分の壁にボルダリングとロープを施工したり、吹き抜けの天井にターザンロープを設置したりすることで、吹き抜けをアスレチックスペースにすることが可能です。

特にお子様がいらっしゃるご家庭にはおすすめの活用方法です。

 

吹き抜けアスレチックの実用例

こちらのお家ではLDKの上に吹き抜けを設置することで、LDKから子どもたちの様子を確認できるようにしています。

2階部分には1階からひな壇階段で移動できる小屋裏収納があり、ここから吹き抜けのアスレチックへ行くことができます。

子どもたちはアスレチックネットの上を歩くことで元気よく遊ぶことができます。

このように、アスレチックを設置することで子どもたちが退屈しないお家を実現することができます。

 

まとめ

吹き抜けは開放感をもたらすことができ、お家の雰囲気を明るくすることができます。

空間的なスペースを有効に活用することで、より快適な住環境を作り出すことにつながります。

その一つとして、吹き抜けにアスレチックを設置することがおすすめです。

今回の記事を踏まえて、ぜひ吹き抜けのアスレチックの設置を検討してみてください。

 

TAINN DESIGN の吹き抜けアスレチックのある建築実例はこちら

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